依頼試験・設備利用

開放試験設備

 研究所が所有している開放試験設備の一覧です。詳細につきましては、開放試験設備の名称をクリックして、ご覧ください。※のついた開放試験設備は、公益財団法人JKA(旧財団法人日本自転車振興会)の補助を受けて導入した試験設備です。

超音波探傷試験器
 トランスデューサー(探触子)と呼ばれるセンサーから発信した超音波が、内部の傷や反対面に反射し戻ってくる時間と強さを測定し、材料の内部の様子を測定する非破壊検査装置です。
原理

方法
超音波の発生、受信を行う振動子を組み込んだ探触子を試料に接触させ、試料内部に超音波を入れます。超音波は、試料の内部に傷や異物がない場合は底面で反射し探触子に戻ってきますが、傷などがある場合は、そこで反射され底面の反射より先に反射波が探触子に戻ってきます。探触子で受信した超音波の波形をモニターに出力し、傷の有無や位置を評価します。
性能

構成
・超音波探傷器:USM35X JE (GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社製)
・垂直探触子:5C20N (LEMO社製) 5MHz φ20mm
・斜角探触子:5C10×10A70 (LEMO社製) 5MHz 10×10mm
・標準試験片、探傷試験片
設置
年月
平成27年1月
浸透探傷検査装置
 材料表面に生じた傷(クラック)を非破壊で観察することができます。航空機分野をはじめ主に溶接加工部材の検査をする一連の装置です。
原理

方法
被検査材料の表面を清浄にし、乾燥させた後、検査用の浸透液(蛍光液など)に浸し、傷(クラック)に染みこませます。適当な浸透時間経過後に、材料表面の浸透液を水で洗い流します。乾燥後、蛍光液の場合、暗室でブラックライトを当てると、傷(クラック)の部分が蛍光し、目視観察により傷(クラック)の有無を判定します。
性能

構成
[浸透処理台]
・寸法(mm):W1800×D600×H700
・浸漬用浸透バット寸法(mm):W400×D300×H110
[水洗処理部]
・シンク(槽)寸法(mm):W600×D500×H110
・電気温水器:20℃~40℃の温度調整可能
・洗浄ガン:水圧0.05~0.2MPaまで調整が可能
[乾燥器]
・有効内寸法(mm):W600×D500×H500
・加熱温度:100℃以上
[検査暗室]
・検査暗室寸法(mm):W2500×D1800×H2000
・ブラックライト:卓上スタンド兼ハンド型(3台)
・ランプ電力:35W
設置
年月
平成26年8月
樹脂流動解析システム
 プラスチックを「溶かして、型に流し込み、固める」現象を、コンピュータを用いてシミュレーションします。
原理

方法
金型を加工する前の設計段階で樹脂の流れを確認できます。成形品の強度に関係するウェルドラインの発生個所を予測したり、ゲート・ランナー配置と流動特性の関係を分析することで、手戻りの少ない金型開発や、型締力を抑えた射出成形が可能になります。
性能

構成
・型式:Autodesk Simulation Moldflow Insight Premium 2014
・対応データフォーマット(拡張子):sdy、ans、unv、bdf、pat、out、stl、udm、ipt、iam、wire、smt、smb、catpart、catproduct、prt、asm、x_t、x_b、xmt_txt、xmb、xmt、3dm、sldasm、sat、stp、step、igs、iges
・解析要素タイプ:中立面(MidPlane)、外表面(ual Domain)、ソリッド(3D)
・解析内容:充填+保圧解析、冷却解析、反り解析、冷却(FEM)解析、繊維配向解析、結晶化解析、コアシフト解析、応力解析
設置
年月
平成25年12月
三次元造形機
 三次元データ(STL)から立体物を造形する設備です。
原理

方法
三次元データを水平面で輪切りにした断面データを自動作成し、断面データにあわせて、熱溶解した樹脂を積み重ねていくことで立体物を作製します。
性能

構成
・型式: FORTUS 360mc-L (Stratasys社製)
・造形方法: FDM(熱溶解積層)方式
・モデル材料: ABS-M30(専用樹脂)
・造形可能サイズ: 406(X)×355(Y)×406(Z)mm
・積層ピッチ: 0.127、0.254mmから選択
・サポート除去: 超音波洗浄機で溶解(専用溶剤使用)
・ソフトウェア: 専用ソフトウェアで造形用データの自動作成が可能
設置
年月
平成25年9月
備考
可搬型非接触三次元計測システム
 レーザー光照射により、非接触で三次元画像データの取得を行います。
原理

方法
対象物にレーザ光を当てることで、三次元座標を持つ点群データを採取し、様々なデータ形式に出力します。専用のターンテーブルやマーカー等を使用することで、対象物を多方向から撮影し、三次元モデルを生成します。
性能

構成
・型式: KONICA MINOLTA RANGE7
・撮影画素数: 131万画素(1280×1024)
・測定距離: 450mm~800mm
・測定範囲(X*Y*Z): 267×334×194mm(WIDEレンズで測定距離800mm)
・確度(球間距離): ±40μm
・精度(Z,σ): 4μm
・スキャン時間: 約2秒~(1スキャン)
・その他: RapidFormXORによるリバースエンジニアリングが可能、Geomagic Verifyによる検査が可能
設置
年月
平成21年9月
備考
自動切削加工機
 機能、意匠確認などのための機械部品の試作加工に利用します。使用にあたっては、操作研修の受講が必須です。
原理

方法
CADデータから、CAMソフトを介してNCデータを生成し、自動で切削加工を行います。
性能

構成
・加工軸: X、Y、Zの3軸およびA軸
・動作ストローク: 500(X)×350(Y)×250(Z)mm
・スピンドル回転数: 100-10000rpm
・切削可能材料: 樹脂、軽金属
・ソフトウェア: CAD/CAM搭載
設置
年月
平成19年8月
備考
シールドルーム
 外部からの電磁波を遮断できる部屋です。
原理

方法
外部からの電磁波を遮断できるため、電子回路に発生する微弱なノイズ等の計測が可能な部屋です。試作した機器が発する電磁波が、他の機器に影響を及ぼすかどうかの検査を行うことができます。
性能

構成
・外形寸法: 横5m×縦5m×高さ2.4m
・シールド性能:
  電界: 150KHz~30MHz 80dB以上
  磁界: 150KHz~30MHz 80dB以上
  平面波: 30MHz~1GHz 80dB以上
・アクセスパネル:N型コネクタ、BNCコネクタ、貫通管φ100mm
ネットワークアナライザ
 電子デバイスの高周波特性(伝送・反射・Sパラメータ等)の計測を行います。
原理

方法
回路解析装置内部の信号源によって測定する範囲の周波数掃引された信号が生成され、これを被測定回路に入力することでし、さまざまな入力周波数における回路の伝送特性や反射特性などの応答計測ができます。
性能

構成
・型式: AgilentTechnologies E5071B
・測定チャンネル: 2チャンネル
・周波数範囲: 300kHz-8.5GHz
・ダイナミックレンジ: 125dB(代表値)
・掃引速度: 9.6μ秒/ポイント
設置
年月
平成17年11月
スペクトラムアナライザ
 高周波信号のレベルと周波数の測定など、高周波の信号解析を行います。
原理

方法
一般的な掃引型スペクトラム・アナライザと異なり、信号を連続的にメモリ内に取り込んで、後から周波数領域や時間領域などの解析を行うことができます。
性能

構成
・型式: Tektronix RSA3308A
・周波数範囲: DC-8GHz
・周波数マスクトリガ機能
・マルチドメイン解析機能
・デジタル復調機能
設置
年月
平成17年11月
デジタルオシロスコープ
 リアルタイム・デジタル・オシロスコープです。
性能

構成
・帯域幅: 200MHz
・チャンネル数: 2ch
・電圧感度: 2mV/div - 10V/div
・基準時間: 2.5ns/div - 5s/div
・表示モード: ドット、ベクトル
工作機械
 各種工作機械・器具が揃っています。
備考 主な工作機械
・旋盤
・ボール盤
・フライス盤

連絡先

岐阜県情報技術研究所

〒509-0109
岐阜県各務原市
テクノプラザ一丁目21番地
アクセスマップ

TEL:058-379-3300
FAX:058-379-3301
Mail:info@imit.rd.pref.gifu.jp

県内工業系試験研究機関

 当研究所以外にも、岐阜県内には、それぞれの分野に応じた工業系試験研究機関があります。

 工業系試験研究機関の概要を紹介しているパンフレットにつきましては、こちら(PDF形式:2.7MB)からダウンロードできます。

地域計測分析機器DB

 愛知県を中心とした大学・公設研等の保有している計測分析機器情報試験設備の情報提供システムです。

開放試験設備利用

 研究所が所有する開放試験設備をご利用することができます(平日9時から16時まで)。

設備利用の流れ

  1. まずはお電話等でご連絡ください
  2. ご利用日にご来所ください
  3. ご利用機器の終了確認を行います
    • ご利用後は、当該設備を使用前の状態に復すとともに、利用場所の整理清掃を行ってください。
  4. 利用料を納付してください
    • 利用申込書に基づき納入通知書を発行、送付しますので、指定の金融機関で納期限までに納付してください。
    • 納付にかかる手数料は不要です。
    • 当研究所の窓口での現金によるお支払いはできません。
    • 納付された利用料は返却できませんのでご了承ください。

主な注意事項

  • ご利用の際は、ご利用者にお越し頂き、設備の操作を行っていただきます。
  • ご利用者の責により機器等が損傷した場合は、修理または損害の補填をお願いいたします。
  • 依頼試験と異なり、試験報告書は作成いたしませんのでご了承ください。

利用料(円/1時間)
超音波探傷試験機140
浸透探傷検査装置2,380
樹脂流動解析システム520
三次元造形機(0.254mmピッチ積層)2,710
三次元造形機(0.127mmピッチ積層)1,400
三次元造形機用データ作成機190
三次元造形機用超音波洗浄機330
自動切削加工機790
可搬型非接触三次元計測システム1,010
シールドルーム160
ネットワークアナライザ340
スペクトラムアナライザ420
デジタルオシロスコープ100
工作機械580

依頼試験

 研究所では、企業等の皆様からの依頼に基づき製品等の試験を行っています。

依頼試験の流れ

  1. まずはお電話等でご連絡ください
    • 担当の職員がご依頼の内容を伺い、ご来所日の調整をさせていただきます。
    • 試験内容、日程等によってはご希望にそえない場合もあります。
  2. 試験体をお持ちになり、ご来所ください
  3. 手数料を納付してください
    • 試験依頼書に基づき納入通知書を発行、送付しますので、指定の金融機関で納期限までに納付してください。
    • 納付にかかる手数料は不要です。
    • 当研究所の窓口での現金によるお支払いはできません。
    • 納付された試験手数料は返却できませんのでご了承ください。
  4. 試験成績報告書を発行・お渡しします
    • 試験終了後、試験成績報告書を発行いたします。
    • 試験成績報告書は、当研究所の窓口で試験手数料納付を確認ののちお渡ししますので、ご理解をお願いいたします。
    • 手数料のご納付後、確認に数日かかってしまいます。お急ぎの方は「納入通知書兼領収証書」(コピー可)をお持ちくださるか、FAXでお送りください。
    • 試験終了後の試験体は、試験成績報告書とともにお返しいたします。
    • 試験成績報告書の再発行はできませんが、別途申請により、複本を発行することができます(有料)。

その他

  • 試験機器の空き状況や上記手続きの進捗具合により、試験日程等、ご希望に添えない場合もございますので、ご理解をお願いいたします。
  • その他ご不明な点は、お気軽に担当者までお問い合わせください。

手数料(円/1件)
高周波回路解析試験(1試料)2,640
周波数解析試験(1件45分以内)2,690
非接触三次元形状測定
 簡単なもの5,350
 複雑なもの7,140
 極めて複雑なもの20,430